屋久島の宿なのに、10歳以下の子どもが宿泊無料な理由

大人も子供も楽しく命を学べる宿【漁師の暮らし体験宿 ふくの木】

 

 

コロナ渦野中のGW皆さんはどう過ごされましたか？

 

遠出はあまりにもリスクが大きいので、島内でゆったり過ごせないかと考えていると

とある夫婦の顔が思い浮かびました

最高の笑顔なふたりが始めた宿「ふくの木」です

 

女将さんの中島遼（左）さんとご主人の友野（右）さん

 

うちの息子が前から「釣りがしたい！」と言っていたので

漁師の暮らしの体験宿ができる「ふくの木」を予約。遊漁船さかなのもりツアー付きプランを選び

思いっきり釣り三昧にしようということになったんです。

 

 

 

とはいえ、屋久島の人は意外と釣りをする人は多いので

自分で釣竿を用意することは簡単です

 

だけど私自身、約40年の人生で3匹しか釣ったことがない釣り音痴なのです。

そういうわけで、せっかっくなら漁船にものせてもらって

自粛の空気を吹き飛ばすような特別なGWにしようと思い立ったのでした。

 

 

宿泊したのは5月4日

それまでに宿のご主人とおかみさんが丁寧に対応していただきながらプランを練っていただきました。

 

宿泊当日は屋久島の天候は強風の予報

そこでご提案いただいたのが

 

風の弱い午前中のうちに遊漁船にのり

午後にカヤックツアーをするという内容

 

 

家族総出で楽しみに当日の待ち合わせの港へ

今回船を出していただいたエビス丸の船長さんの

一本釣り漁師  岡山 龍之介さん　

初めて漁船に乗る私たちにも優しく

そして分かりやすく乗船中の酔いにくいコツも教えていただき

 

いざ海へ

 

息子は眺めの良い船首の見晴らしのいい台に乗ることしばらく

 

 

屋久島に住んでいると意外と島から数百メートル離れた景色をゆっくり見るチャンスは少ないものです

 

 

こうやって見てみると、やっぱり屋久島って海から生えてきた山なんだなぁ、、とつくづく感じます。

 

 

息子は酔い気味になりながらも、ふくの木のお父さんにヒットした魚を釣らせてもらいました。

 

バックに映るのが屋久島。

 

 

その後はオプションで追加してもらったカヤックツアーへ

 

屋久島の水の源をさかのぼって上流へ登っていきながら

自然のアトラクションを楽しむツァーは息子も妻も大喜びでした

 

 

ツアーから戻って一休みした後には

楽しみなお仕事です

まずは薪を割って

後ろに見える五右衛門ぶろを沸かします

 

 

 

その下のかまどに今日釣った魚を入れて焼き魚にしている間に

やぎのコカゲちゃんと遊んでもらって

少し暗くなりかけたころ

 

 

 

ぽかぽかのお風呂に入りました

下の子には新しい体験すぎて泣きっぱなし（笑）

夜は釣れたての魚を自分たちで握り寿司にしていただきました。

 

 

自分で寿司を握っていたので、魚の写真がないという失態（笑）

 

 

 

遊びつくしてぐっすり寝むった翌朝はご飯炊きからスタート

やさしいお父さんに手伝ってもらいながら

火を焚いて（雨なので今回は室内）

ぐつぐつ

朝ごはんもまた

最高においしかったのでがっつきすぎて写真を撮り忘れです＾＾；

 

 

 

ところでこのふくの木さん

10歳以下の子供は宿泊費がタダなんです。

 

 

それはこの宿の志す

「魚と海を通じて自然の循環を学ぶ機会を子供たちに与えたいから」

だそうです。

 

 

もう本当にありがたい限りです。

今度は従弟もつれて

是非是非遊びに行かせてもらいますね。

 

 

 

屋久島の自然はそもそも

豊富な水によるもの

その水が海に流れて海から蒸発して山に降って、、、

だから屋久島の観光は山だけではなく、海から

 

 

これ、本当におすすめです！

 

同じく屋久島の循環を伝えたい

中島タタミ店のGW休みでした