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大事な人と過ごす時間、
毎日がうれしくなる空間。

当店の畳をご自宅や、職場で利用していただいている皆様にとっての畳を使った暮らしについて「○○と畳」という形式で寄稿いただきました。
屋久島のおススメのお土産、お菓子や珈琲のおいしい喫茶店、さらに屋久島の滞在を満喫できる宿、屋久島の海案内人など、是非、ご来島の際には、ご利用ください。

旅と畳

高久至さま

お名前 高久 至 さま
お 店 高久至写真事務所/屋久島ダイビングライフ
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新しい畳に張り替えると、おんぼろの借家が見違えるほどキレイになり愛おしくなった。それまで畳の隙間からの虫の出入りも自由だったけどピタッと止まり、家の中は良い香りに包まれた。一年間の車の旅に出た時も一番最初に決めたのは車内に、畳を一畳敷くことだった。たった一畳の空間にどれほど癒されたことだろうか。畳は僕と家族にとっての心の癒しだ。

子どもと畳

内室紀子さま

お名前 内室 紀子 さま
お 店 自然食品・雑貨「椿商店」
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私が営む小さなお店「椿商店」。ここには、一畳ほどのキッズスペースがある。お母さんがゆっくりと買い物ができるように、一緒にきた子どもが喜ぶように、そんな思いで畳を並べ、木の温もりのあるおもちゃなどを置いている。慣れた子どもは、店に入ると母の手からスッと離れて、靴を脱いで畳にあがっていく。食品や雑貨がひしめく店内の片隅からほんのりい草の香りが漂い、そこで子どもは無心に自分の世界を作っていく。そんな様子を眺めては少し幸せな気分になり、今日も私はレジに立つ。

珈琲と畳

加地英史さま

お名前 加地 英史 さま
お 店 珈琲はまゆ
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これは、何においても言える事ですが、例えば私がドリップするコーヒーのひとしずくに含まれるもの、この一滴に至るまでの時と経緯を想うと、とても計り知れないものがあります。それは珈琲の果実が育った場所や関わった人達、ひいてはコーヒーの原木や原種、更に遡って行くと、生命の誕生にまで行きつく事が出来ます。そこまで辿ると、我々人類にとっての生命誕生ともリンクすることに気付きます。同様に、例えば、畳を縫う一針に見えてくるもの。それは、嘗ての生命の誕生から、遥かな時を経て、一本のい草となり、ござとなり、ここに一枚の畳となっていく。さて、私達は今朝もその畳の上で目を覚まし、珈琲を焙煎したり、お菓子を作ったり、お店の営業をして、夜はまた畳に戻り、眠りにつきます。つまりこの一杯の珈琲やお菓子には、はるかな生命の素材が詰まっていて、それをアナタが口にする、という事は(それが美味かろうが不味かろうが)、ビッグバンから続く、その壮大な物語が更にあなたを通して拡がってゆく(あなたはその使命を持ってしまった…)、ということになります。あくまで、何においても言える事なんですけどね。

暮らしと畳

今村祐樹さま

お名前 今村 祐樹 さま
お 店 MOSS OCEAN HOUSE
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ただいま~と帰ってきた家に畳があるかないか。これは大きな問題。フローリングなら、疲れてかえってきたときそのままバタンと倒れるには痛いし、じっとしていると冷たい。その点、畳はごろんとすぐ休め、疲労回復に最適(^^)畳の適度なクッション性と、足のすべりにくさで子供との相撲も盛り上がる(^O^)ちいさな、でもかけがえのないわが家の『暮らし』は畳から日々うまれている(^^)

うたと畳

おおくまよしゆきさま

お名前 おおくま よしゆき さま
お 店 雪苔屋
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畳の上でギターをポロポロ爪弾くと、いつの間にやら、うとうと眠っています。
夕凪の上で夢見て、どんぶらこ、どんぶらこ、と。
毎日を生きてゆく為の讃美歌のようなものです、畳。

お茶染の縁と畳

渡邉桂太さま

お名前 渡邉 桂太 さま
お 店 八万寿茶園
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今回お願いした畳は泥染してない畳表です。泥染の際にでる埃が生産者にとって大変だということを知り、同じ生産者の立場から少しでも環境が向上したらと思いました。そして、雨が多い屋久島に合ったカビにくさもこの畳表に決めた要因です。
せっかく畳を新調するので、他にないものを作りたいと思い、妻の提案で縁をお茶で染めることにしました。使用したお茶は今年の新茶を製造する際にでた茶の廃棄物。飲む用ではありませんが、同じお茶なので、抗菌作用などの成分はほとんど同じです。お陰様で世界に1つしかない畳ができてとても嬉しく思います。

パノラマと畳

藤森恵理さま

お名前 藤森 恵理 さま
お 店 レストランパノラマ
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いつか座敷の部屋を作りたいと思いながら4年がたち、念願の個室が2020年6月に完成しました。ちょっと隠れ家的な小さなお子さん連れも周りを気にせず食事を楽しめるパノラマ座敷。和室だけど、どこか異国のようなアジアンスタイルで畳と地杉の香りがただよう気持ちのいい空間。ついつい寝っころがりたくなる畳の気持ちよさそのまま酔っ払って寝ちゃいそう笑これからこちらの座敷の部屋でおいしい楽しい時間をたくさん過ごしていただきましょう。畳さん、どうぞ末永くよろしくお願いします。