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八代豪雨被害と国産畳を守るために

茶の湯体験 茶室 不二庵


八代豪雨被害と国産畳を守るために

~畳替えでできる応援~

畳表の産地・熊本県八代の被害

今月のお盆前に発生した線状降水帯による豪雨により、
畳表(ゴザ)の一大産地である熊本県八代が甚大な被害を受けました。

  • 保管していたイグサ原料の水没

  • 製織機や乾燥設備への浸水

  • 農家さんや問屋さんの自宅の床上浸水

八代の畳表を支える農家さんに大きな打撃となっています。

復旧にかかる現実

たとえば畳表を織りあげる製織機は、50cmほど浸水しただけでも1台につき修理費100万円以上。
農家さんの多くは3~4台を使っており、復旧には最低でも300万~400万円の費用が必要です。

さらに乾燥設備や選別機械の清掃・修繕、浸水した倉庫に積まれていたストック品の損失など、
人手も費用も大きな負担となっています。

供給ストップの懸念

  • 畳表の供給が一時的にストップする可能性

  • 復旧できずに農家を辞めてしまう方が出ること

  • 問屋さんの機能低下

こうした事態が今後予想されます。

当店の取り組み

当店としても、直接お付き合いのある農家さんへ寄付をお送りし、
問屋さんの在庫品をできる限り買い取って応援いたしました。

しかし何より大切なのは――
「畳表が世間に流通し続けること」 です。

お客様へのお願い

少しでも多くの方に、八代の農家さんを応援していただくために、
ぜひ畳替えをご検討いただければ幸いです。

「一部屋だけ」からでも構いません。
畳替えをしていただくことが、国産イグサ農家を守り、未来へつなぐ支援になります。

皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

中島タタミ店
代表 中島拓也 拝